【札幌市の支援施設一覧】フリースクールと教育支援センターは違う?

この記事を見に来てくれたあなたは、以前より子どもが元気を取り戻してきたのではないでしょうか。笑顔が増えてくるとうれしくなってきますね。

ホッとした反面、このままで良いのだろうか? 次のステップに行った方がいいの?

  • 生活にメリハリを持たせたい
  • 同じような悩みを持つ子どもと交流させたい
  • 子どもが自信を持ち、お友達と良好な関係を築く力を養うことを期待している
  • 自分の子供に最適な支援を選びたいというばくぜんとした不安や悩みを解消したい

こんな風に思っていませんか?

不登校の子どもに対する支援先として、フリースクールと教育支援センター(適応指導教室)の2つがありますが、これらはそれぞれ特徴や目的が異なります。

この記事でわかること

・フリースクールと教育支援センターの違い

・フリースクールとは?

・札幌市のフリースクール一覧

・教育支援センターはどんなところ?

・札幌市の教育支援センター6か所

不登校の子どもに最適な選択肢は、その子の状況やニーズによって異なります。フリースクールと教育支援センターの特徴を理解し、子どもに合った環境を選ぶことが大切です。

それではフリースクールと教育支援センターの違いを詳しく見ていきましょう。

ニョニョ

私は、2年間不登校だった息子を持つ母ニョニョです。不登校になってからの悩んでいた日々のことを発信しています。

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フリースクールと教育支援センター(適応指導教室)の違い

フリースクールと教育支援センター(適応指導教室)の違いをざっくり表にまとめてみました。

フリースクール教育支援センター(適応指導教室)
運営民間公的(自治体や教育委員会)
目的自己肯定感や自主性の育成学校復帰の
サポート
学習内容柔軟で子どもの興味に
あわせて
いく
教科の
自習学習
費用入会金・月額授業料
がかかる
基本的に無料
出席認定学校長が
認めて
くれれば
出席となる
出席扱い
どんな子が向いているか学校以外の場所でがん
ばりたい
学校に
戻りたい
フリースクールと教育支援センター(適応指導教室)の違い

不登校の支援でも趣旨が違うんですね。

出席認定の詳しい記事はこちら外出拒否の子どもでも出席認定が受けられるサービスも一緒に紹介しています。

それでは、もう少し詳しく見ていきましょう。

フリースクールとは?

スクールの職員と笑顔で並んでいる

1. 概要

フリースクールは、不登校の子どもや学校に通えない子どもに対して、柔軟な学習環境を提供する民間の教育機関です。多くの場合、民間団体や個人によって運営されています。

2. 目的

フリースクールの目的は、子ども一人ひとりの興味や関心に合わせた学習や活動を提供し、自己肯定感や自主性を育むことです。

やりたいことが見つかるかな?

3. 学習内容と方法

学習カリキュラムは学校のカリキュラムに縛られず、子どもたちの興味に基づいて柔軟に構成されます。

形式ばった授業だけでなく、体験学習、アート、音楽、スポーツなど多様な活動が行われます。

自主学習を重視し、個別対応や少人数のグループ学習が主流です。

4. 参加者

主に不登校の子どもが対象ですが、学校に馴染めない子どもや特別な支援を必要とする子どもも利用します。

学年や年齢に関係なく、幅広い年齢層の子どもたちが集まることがあります。

5. 費用

多くの場合、月謝や入会金が必要です。

費用はフリースクールによって異なりますが、入会金1〜8万、月額授業料は3万円〜。プラスで行事や暖房費など別途かかる所が多いです。

札幌市のフリースクール一覧

こちらが札幌市のフリースクール一覧です。参考にしてください。

名称住所連絡先
NPO法人フリースクール
札幌自由が丘学園
札幌市東区北8条東1丁目3-10011-743-1267
訪問と居場所 漂流教室札幌市中央区南8条西2丁目市民活動プラザ星園401050-3544-6448
NPO法人札幌VO札幌市白石区本通3丁目北3-7-601090-7058-6557
特定非営利活動法人
フリースクールそら
札幌市厚別区厚別中央4条4丁目1-21080-7887-7090
池上学院フリースクール札幌市豊平区豊平6条6丁目5-5011-826-5161
北海道自由が丘学園
・ともに人間教育をすすめる会
札幌市豊平区月寒東1条15丁目5-11011-858-1711
プラス学習舎札幌市中央区北1条西19丁目2-17-242011-616-1610
フリースクール ReBORN札幌市中央区北2条東9丁目13番14号三雄マンション201号090-5980-3152
フォローアップスクール札幌市中央区南22条西15丁目1587-1 サニークレスト札幌011-533-8123
学校法人国際学園
フリースクール

『すきっぷ』
札幌市厚別区もみじ台北5丁目12-1011-809-3830
フリースクール
 星の教室
札幌市北区北11条西4丁目2-3011-700-3830
札幌キリスト福音館附属
札幌インターナショナル
クリスチャンスクール
札幌市北区北27条西15丁目1-28011-758-4937
どろんこクラブ札幌市北区百合が原3丁目7番5号011-792-8698
公益財団法人こども教育支援財団
東京大志学園 札幌校
札幌市白石区平和通2丁目北11-18011-867-6218
不登校の子のための居場所
あれとぽ
札幌市南区南37条西10丁目1ー2011-211-4766
オンラインフリースクール
『e-門(イーモン)』
札幌市北区北15条西3丁目1-1トムグランベール2F011-600-0406
飛鳥未来中等部・初等部 札幌教室札幌市中央区南1条西9丁目11-3 札幌スポーツ&メディカル専門学校ウエスト館3階011-208-6805
参考元:北海道教育委員会

札幌市のホームページの方には違うフリースクールも紹介されていました。

気になる方はこちらもどうぞ。

札幌市フリースクール等民間施設の一覧

教育支援センター(適応指導教室)とは?

タブレット端末で学習する様子

1. 概要

教育支援センター(適応指導教室)は、不登校の子どもたちが再び学校に通えるようになるためのサポートを提供する公的な施設です。自治体や教育委員会が運営しています。

いきなり学校復帰はハードルが高くて不安だからね…。

2. 目的

教育支援センターの目的は、学校復帰のためのサポートを提供することです。子どもたちが学校に適応できるよう、個別指導や集団指導を行います。

3. 学習内容と方法

家から勉強したいものを持ち込みます。自習での学習がメインですが、必要に応じて指導員がサポートしてくれます。Chromebook(学校のタブレット端末)でもオッケー。

個別指導や少人数のグループ指導が行われ、社会性の向上や対人関係のスキルアップが図られます。

カウンセリングや心理的なサポートも提供され、子どもの心のケアに重点が置かれます。

4. 参加者

主に小中学生が対象ですが、高校生向けのプログラムを持つセンターもあります。

不登校や学校に通うのが困難な子どもたちが利用します。

5. 費用

公的な施設であるため、基本的には無料で利用できます。ただし、一部のプログラムや活動には実費がかかる場合もあります。

札幌市教育支援センターを利用するためには学校を経由し、教育相談室への申込みが必要となります。

  • 電話番号: 011-671-3210 教育相談担当課
  • 営業時間: 8時45分~17時15分(通所生の活動時間は9時30分~14時45分)

札幌市の教育支援センターの一覧

こちらが札幌市の教育支援センターの一覧です。

教育支援
センター名
住所連絡先
教育支援センター
月寒
札幌市豊平区月寒東2条2丁目4-54
札幌市立月寒中学校敷地内
旧セミナーハウスつきさむ
795-4244
教育支援センター
白石
札幌市白石区本通16丁目南4番26号リフレ・サッポロ2階 826-4671 
教育支援センター
宮の沢
札幌市西区宮の沢1条1丁目1-10ちえりあ3階668-2002
教育支援センター
真駒内
札幌市南区真駒内幸町2丁目2-2まこまる3階215-0435
教育支援センター
新琴似
札幌市北区新琴似7条3丁2-1丁目札幌市立新琴似小学校内765-8378
教育支援センター伏見札幌市中央区南18条西15丁目1-1札幌市立伏見小学校内551-0851
参考元:札幌市教育支援センター

札幌市の教育支援センターは、不登校の子どもたちが再び学校に通えるよう、また社会で活躍できるよう多方面からサポートしています。詳しい情報や利用の申し込みについては、教育委員会のウェブサイトを確認するか、直接センターに問い合わせてみてください。

まとめ

笑顔で拍手する子どもたち

今回は、札幌市のフリースクールと教育支援センターの違いを調べてみました。

フリースクールは民間が運営していて自己肯定感や自主性を育むことを、教育支援センターは自治体や教育委員会が運営する学校復帰のサポート目的にするといった違いがありましたね。

どちらも不登校になったら必ず利用しなければならないものではありません。

しかし、不登校の子供を持つことによる親としての精神的・物理的な負担を軽減したい。
適切な支援を受けることで、親自身のストレスや負担も軽くしたいと思うことは当然ではないでしょうか?

子供に合った最適な学習環境やサポートを見つけることができて、安心できたら良いですね。

不登校の子どもに最適な選択肢は、その子の状況やニーズによって異なります。

フリースクールと教育支援センターの特徴を理解し、必要な時が来たら子どもに合った環境を選んであげてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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