不登校で食べない給食費を払い続けるの?給食費を停止するまでの流れ

5日以上長期休みの場合止めることは可能です。

わが子が学校に行けなくなったとき、これからどうなってしまうのか? どうしたらいいんだろう? と不安だらけですね。

しかし実は、学校を長期でお休みしている間にもずーっと給食費を払い続けていることに気が付いていますか?

この記事でわかること

・不登校になった時の給食費はどうすればいいのか

・申請しないと食べなくても払い続けることになる

・給食費を停止するまでの流れ

「これはしばらく行けそうにないな」と感じたときは、一度給食費の問題を考えてみるべきかもしれません。

あわせて、出席日数のカウントになるこちらの記事もどうぞ!

私は不登校の息子を持つ母ニョニョです。不登校になってもうすぐ2年がたち、子どもにとってどんなサポートが必要なのかを日々勉強中です。

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不登校で食べていない給食費は止めるのが正解?

まず、大前提として

  • 窓口は学校ではなく役所である(小学校入学時に引き落とし手続き済み)
  • 学校からの案内はないことがほとんど
  • 過去の分を返金してくれるわけではない

というのがあります。

子どもが学校に行きたいと思っているのか、答えてくれたらいいのですが……。本人もどうしたいのかわからないこともありますね。

札幌市の学校給食費についてホームページに掲載がありました。

 4.給食の停止(再開)手続き

給食の停止(再開)の手続きは、申請書(様式集)をご記入いただき、通われている学校へご提出ください。停止した月分の給食費納付時に、当該年度分の給食費を精算し、翌月以降、停止期間中の給食費はお支払いいただきません。精算額については、郵送にてご家庭へお知らせいたします。

なお、給食停止の開始は、申出日の5日後(土日及び休日除く)以降から可能です。また、連続5日(予め給食を提供しない日を除く)以上の欠食を見込む場合、給食停止が可能です。”

引用元:札幌市ホームページ

給食を止めることも、再開することも5日でできるのですね。

給食を止めてしまうと子どもが行きたくなった時に困るだろうという考え方が一般的

すごく悩んでしまう部分ですね。

親が悩んでいるときは先生も「給食は止めない方が……。」とアドバイスをしてくれるようです。

「学校に行きたくない。」のか「学校のことが気になってきたけど登校できるのかな。」と、迷っている子がいるのも確かです。

子どもが「よし! 登校するぞ! 」となった時に自分の給食がないということは切ないです。そして、その時は急にやってくるものです。そんな時は自分の給食がないので、お弁当を持参することになります……。

五月雨登校の場合は止めない方がいい

五月雨登校とは、休み休みですが登校できている状態です。それなら、当然みんなと同じ環境にしてあげる方がいいでしょう。

自分だけ周りと違うのは、悩みの原因になってしまうこともありますね。悲しい思いをさせてしまいます。

登校できなかった日があっても給食費は発生しているので、食べていない給食費の払い戻しは対応できない場合が多いです。

しかし、五月雨登校と言ってもほとんど行かず、行事のときだけ参加するといった数えるほどしか行かないのであれば、先生に相談してみた方がいいですね。

学校や先生によりますが、「お休みする子もいるので一人分くらいは何とかなりますよ。」と言っていただける場合もあります。その場合あくまでも、応急処置としてなので感謝を忘れずに。

完全不登校の場合はすぐに停止するべき

連続5日以上の欠席が続く場合は給食停止を検討すべきでしょう。

その理由は2点。

むだに払っているから

不登校になるとお昼はおうちでごはんを食べることになります。お昼代が2重にかかっていて、むだな支払いが発生していることになりますね。

「しばらくは行けそうもないな。」とわかっている場合なら、給食を停止しましょう。その分別の事にお金をかけてあげられます。

通院に回したり、おうちで趣味を見つけてやってみたり、子どものために使ってあげたいですね。

食材ロスの観点から(おかわりの人がいても結局は余る)

息子

学校での給食はこんな流れだよ。

STEP
給食当番が盛り付けて全員に配る

給食係が盛り付けと配膳をします。

STEP
「いただきます」
STEP
あいさつの後に、量が多い場合は(食べ始める前に)自分で減らすことができる
STEP
あいさつの後に、もっと食べたい人はおかわりする

おかわりの人がいて、人気のメニューの時は売り切れますが、そうでないものは余ってしまうことも多い。

うーん……。もったいないですね。

食材高騰、食材ロスの観点でも長期休みになる場合には給食費を停止した方がよさそうです。

それでは、給食費を停止するまでの流れがどんな感じであったのかを説明しますね。

給食費を停止するまでにあったやりとり

まずは学校への相談

担任の先生に現在の子供の状況を伝えた後、給食費を停止したいという相談をします。

実際にはこんなやりとりがありました。

・小学校の場合

夏休み明け(8/20)から登校できなくなりました。何かのきっかけで行くかもしれないと思い、毎日欠席の連絡を入れてましたが行く気配が全くない。

子どもに確認してみると、この先もしばらくは行かないということだった。完全不登校になったことに覚悟を決め、担任の先生に食べていないのに支払っている給食費の相談をする。

その後学校側で手続きをしていただき、9月分は間に合わず10月から止めてもらう。

私の方でする手続きは特にありませんでした。

・中学校の場合

入学前に給食費の相談しました。2年間完全不登校であったこと、登校できるのかわからなくて悩んでいること。しかしまだ担任が決まっておらず、詳しい話は入学後に担任の先生が決まってから、ということで一旦保留になった。

数日後に教頭先生から電話があり、中学の入学がきっかけで登校できるお子さんもいるので、再開したほうが良いのでは? とのことでした。

学校復帰はそんな簡単なことじゃないよ! 

疑問が残りながらも、とりあえず教頭先生の提案を受け入れて、給食を再開しました。中学入学後も色々ありましたが、息子もがんばってなんとか五月雨登校できるようになり、学校に行けた時は再開した給食を食べています。

そんな感じでした。

札幌市「給食提供停止申請書」を作成する

・自分で手続きする場合に必要

札幌市の場合は、札幌市のホームページからを給食提供停止申請書をプリントアウトして記入します。記入ができたら学校に提出してください。

引用元:札幌市ホームページ

記入の仕方

日にちを記入します。

申出者の情報を記入します。

・住所
・氏名
・続柄
・電話番号

停止の欄にチェックを入れる。

1.学校名を記入。

2.子どもの学年・クラス・名前を記入。

3.いつから停止するのかを書きます。

4.今回は未記入。.

5.今回は未記入。

6.他に何かあれば記入。

以上です。悩んだわりに手続きは簡単ですね。

再開の場合も同じように記入して提出します。

まとめ

この記事では

・不登校になった時の給食費はどうすればいいのか

・申請しないと食べなくても給食費は発生し続ける(払い続けることになる)

・給食費を停止するまでの流れ

を解説しました。

不登校でも給食費の停止の申し出がない場合は、ずーっと給食費を払い続けていることに、気づいていないことって以外と多いんです。

「しばらくは行けそうもないな。」とわかっている場合なら、子どもにも伝えて給食を停止しましょう。

無駄に払っていたお金は、おうちで過ごす子どものために使ってあげたいですね。

そして、おうちで過ごしながらでも勉強や活動に取り組むことで、出席認定をもらえる制度があります。

出席認定は親として、子どものこれからのためにしてあげられる大切な制度です。

考えてみてはいかがでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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