不登校の欠席連絡は毎朝したくない!かしこい3つの手順と伝えること

この記事は「学校への欠席連絡が毎日のことなので憂うつでたまらない」という方に向けて書いています。

8時から8時半の忙しそうな職員室に、「今日もお休みします。」と連絡を入れ続けるのって、なかなかしんどいですね。

最近は携帯のアプリで連絡できる学校も増えていますが、なんらかの理由をつけて送信するのもなんだか憂うつになります。

そもそも毎日連絡しなければならないものなのでしょうか?

この記事でわかること

・学校への欠席連絡が楽になる、かしこい手順3つ

・学校側が求める情報

この記事を読むことで、毎日しなければならなかった学校への欠席連絡をしなくてもよくなり、朝のストレスがなくなります。子どもが起きてくるまでの自分の時間は楽しいほうがいいですよね。

ニョニョ

私は、2年間不登校だった息子を持つ母ニョニョです。不登校になってからの悩んでいた日々のことを発信しています。

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①子どもの悩んでいる様子を細かく伝えておく

学校の先生は日々の多忙な業務に追われて大変な仕事です。いじめやトラブルなど対処してくれることがほとんどですが、一人一人にまで目が行き届かないこともあります。

特に、困っていることを周りに気づかれないようにする繊細さんタイプの子どもの事は、なぜ休むのかわからないことも多いのではないでしょうか?

最近の子どもの変化や帰宅後の様子、今後こうなっていくかもしれないという予想を伝えておくことが大事です。

以下は、なんらかのストレスがある不登校(予備軍)にありがちな様子です。

体調面

  • 頭痛
  • 腹痛
  • 夜眠れない
  • 朝起きられない

精神面

  • 元気がない
  • 疲れた様子
  • めんどくさい
  • 学校に行きたくない
  • イライラしている

「明日から休む」というわけではないですが、放課後の時間などに悩み事を話しておくとわかってもらいやすいです。

②行けそうになったら連絡するように変えてもらう

欠席するときは毎日連絡するのがあたりまえですが、伝われば良いのです。やり方を少し変えるだけで、気持ちが軽くなります。

完全不登校になった場合

子どもが学校に行けない状態が2日続くようであれば、「今週はお休みして家で様子を見ます。」と報告します。

一週間家で様子を見て無理そうなら、

  • 「これからもしばらくは行けそうもないこと」
  • 「行けそうになったら連絡する」

と、先生に相談してみましょう。

こちらの状況がわかると、毎日の連絡は必要なくなります。

また、しばらく休みが続きそうだとわかったら、給食費の停止も検討しましょう。子どものことを考えるとすごく悩みますが、給食を止めてしまっても給食再開することは手続きひとつですぐに戻すことができます。

五月雨登校の場合

五月雨登校とは学校にまだ通えてますが、がんばって何とか通学している状態です。行ける日があったり、行けない日があったり。どちらかというと、お休みしてしまう日の方が多いですね。

そんなときは、関係性にもよりますが、前もって先生に相談しておくのもひとつです。「休みがちになるので、基本は欠席にして行けるときに連絡します」とお伝えしても良いかもしれませんね。

毎日「今日も休みます。」と連絡すると「今日も行けなかった……。」という気持ちになってしまいますよね。

それよりも、「しばらくお休みします。」を基本にして、行けるときに連絡するようにした方が「今日は行けた! 」とうれしくなりませんか?

ちょっとした工夫で、支える側も気持ちが前向きになるものです。

③週に1度担任と連絡が取れる時間を設定する

毎朝連絡を入れない代わりに、子どもの家での様子や体調の変化などは話す必要があります。たまったプリントをどうするのかという問題もありますね。

こんな風に考えてみてはどうでしょうか?

1週間分のたまったプリントを受け取るときに連絡してみる。

  • 友達が届けてくれる場合には、電話で伝える
  • 週に1度先生が訪問してくれたタイミングで伝える
  • 週に1度学校に受け取りに行くときに伝える

行動パターンを作ってしまえば忘れることがありません。

ついでに雑談といった形なら気が重くなることもありませんね。

学校側が知っておきたい情報とは

学校側が求めていることがわかれば、先に必要な情報を伝えておくことで連絡する頻度は少なくなります。

クレームなどの立場上、学校から教えてくれないことや聞けないことは多いです。

学校がまず知りたいこと

  • 欠席について

出席の可能性がある限り、学校は安全確認の点でも連絡が必要です。しばらくお休みしておうちで過ごすのであれば、その考えを伝えましょう。

  • 給食・行事・教材費の有無

学校生活を送る中で、給食費と行事参加費や教材費が発生します。こちらから相談しなければ先生から教えてくれることはほとんどありません。

学校に行っていなくても費用が発生し、払い続けることになります。気になることがあれば相談して停止の手続きを申し出てください。

不登校になったら知りたいこと

  • 子どもの様子

息子君はどうして休んでいるのかな?

休みが続いてくるとクラスメイトも、どうしてなのか知りたくなりますね。

「いつ頃から戻ってこれるのか、おうちではどんな様子なのか。」

クラスメイトに「どう伝えるかということ」を先生と共有しておくと、息子の気持ちや普段の様子を伝えてもらうことができます。

学校に行けるようになった時に、みんなも疑問なく自然に接してくれることができるようです。

  • 親の考え

学校側としては、親の考え方を聞いたうえで「学校側がサポートできること」、「できないこと」を判断します。

お互いに話し合って理解しておくと関係性がくずれずいいですね。

うちはこんな感じでした。

  • 親の考え
  • 毎月スクールカウンセラーに相談する
  • 学校生活でのストレスが多く、疲れているのでしばらく休ませたい
  • おうちで勉強させたい
  • 図工・家庭科もやるやらないは本人に選んでもらう
  • 5年生の時の担任サポート

週1回顔を見に来てくれて、宿題の丸つけ雑談をしてくれた。

  • 6年生の時の担任サポート

各週1回顔を見に来てくれて、各週1回オンラインで宿題の丸つけ雑談をしてくれた。

提出物などで評価できたものは、通知表に反映してくれた。

卒業式の参加方法について一緒に考えてくれた。

毎日の欠席連絡をしなくても、学校との関係が良好でした。

まとめ

この記事は、学校への欠席連絡が楽になるための3つの手順と学校側が知っておきたい情報を紹介しました。

  • 子どもの悩んでいる様子を細かく伝えておく
  • 行けそうなときに連絡する方法にしてもらう
  • 週に1度担任と連絡を取り合う

結局、行くか行かないかを決めるのは子ども本人です。行かないことを決めたのであれば、無理やり行かせるよりも、おうちでできる何かを一緒に探してあげればよいのです。

毎日しなければならなかった朝のストレスがなくなります。子どもが起きてくるまでの自分時間は楽しいほうがいいですよね。

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