不登校小学生の夏休み|楽しく過ごすための日帰り外出スポット7選

不登校の小学生と夏休みの外出



夏休みが近づいてきましたね。不登校のお子さんを持つ保護者の方は、どこかに連れ出してあげたいけれど、適切な場所選びに悩んでいるのではないでしょうか。

私も以前、同じような経験をしました。今回は、不登校の小学生と一緒に楽しめる夏休みのおでかけスポットをご紹介します。人目を気にせず、ゆったりと過ごせる場所を中心に選んでみました。

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不登校の小学生が楽しめる 日帰りおでかけスポット7選

不登校の夏休み

それでは、具体的なおすすめスポットをご紹介します。

1. 博物館・美術館

札幌オリンピックミュージアムシアタールーム

引用元:札幌オリンピックミュージアム

静かな環境で、自分のペースで見学できる博物館や美術館はおすすめです。

平日なら人も少なく、ゆっくりと展示を楽しむことができます。また、ワークショップやイベントなどもチェックしてみるといいでしょう。

興味を引く展示や体験型の学びの場は、知的好奇心を刺激します。学校に展示してある絵画や作品があるかもしれませんね。

おすすめポイント

  • 静かな環境で落ち着いて過ごせる
  • 知的好奇心を刺激できる
  • 平日は比較的空いている

2.陶芸教室やガラス細工

おばけのガラス細工

引用元:体験工房小樽イルポンテ

 ものづくりに集中することで、自己表現や達成感を得ることができます。夏休みの自由研究にも最適です。

おすすめポイント

  • ものづくりのめずらしい体験ができる
  • 自分で作ったものに愛着がわく
  • 物を大切に使い続けるようになれる
  • 記念になる・いい思い出となる

3. 動物園・水族館

円山動物園のゾウ

引用元:札幌市円山動物園

生き物を間近で見られる動物園や水族館も、子どもたちに人気のスポットです。

動物それぞれの特性をうまく見せるつくりで、そのままの自然な生活を見ることができます。

大きな水槽の中で優雅に泳ぐめずらしい魚たち。イルカやかわいらしいペンギンショーなど。

動物や魚たちと触れ合うことで、癒しと学びの両方を得られます。

おすすめポイント

  • 生き物との触れ合いでストレス解消
  • 涼しい環境(特に水族館)
  • 平日の午前中なら比較的空いている

4. 映画館

映画館

引用元:ユナイテッド・シネマ札幌

映画館も不登校のお子さんと一緒に楽しめるスポットです。

大きなスクリーンに映し出される映画は作品の世界に入ってしまったかのようなリアル感があります。

話題のアニメを一緒に見に行くと楽しめるのではないでしょうか?

おすすめポイント

  • 暗い環境で人目を気にせず過ごせる
  • エアコンの効いた快適な空間
  • 平日のサービスデーを利用すればお得

5.アスレチック

 札幌アスレチックパーク

体を動かすことでストレス発散にもなるアスレチックも、小学生に人気のスポットです。

自然の中でのびのびと遊べるので、心身ともにリフレッシュできるでしょう。

おすすめポイント

  • 体を動かしてストレス発散
  • 自然の中でリフレッシュ
  • チャレンジ精神を刺激

6. 祖父母の家

祖父母と家族記念写真

意外かもしれませんが、祖父母の家も子どもたちに人気の行き先です。たっぷりと可愛がってもらいましょう。

慣れ親しんだ環境で、ゆったりと過ごせるのが魅力です。

おすすめポイント

  • 安心できる環境
  • おじいちゃんおばあちゃんもうれしい
  • 普段とは違う環境で気分転換

7. フリースクールなど施設見学

夏休みを利用して、フリースクールの見学に行くのもいいですね。見学や1日体験をしてみると、少し気になっていた場所が新しいこれからの居場所になるかもしれません。

おすすめポイント

  • 新しい可能性との出会い
  • 同じ境遇の子どもたちとの交流
  • 学校以外の選択肢を知る機会

不登校の子どもと外出する際の注意点

笑顔の4人家族

不登校のお子さんと外出する際に気をつけたいポイントをいくつか挙げてみます。

1. 無理強いしない
2. 子どものペースを尊重する
3. 人混みを避ける
4. 事前に行き先について話し合う
5. 緊急時の対応を考えておく
6. 楽しむことを第一に考える

詳しく見ていきましょう。

1. 無理強いしない

本人が行ってみたいのか確認してみましょう。行きたかったとしても、出発前になって体調が悪くなってしまうこともあります。そんなときは、無理をせず予定を中止して体調が良い日や、ゆっくり出発で午後などにすると良さそうです。

2. 子どものペースを尊重する

プールにつかる小学生

家にこもりがちだったお子さんは、まだまだ外出を楽しめる環境が整っていません。私たちには通常の行動であっても、疲れやすかったり、体調をくずしてしまうこともあります。

3. 人混みを避ける

HSC(ハイパーセンシティブチャイルド)繊細な子どもにとって、人混みは肉体的・精神的な負担が多くなります。

  • 視覚、聴覚、触覚など多くの刺激が存在し、これらが過剰に感じてしまう
  • HSCは少しの情報から多くのことを察知する能力があり、人混みの中では多くの情報を処理しなければならず、これが精神的な負担となる

できるだけ負担の少ない外出にしてあげたいですね。

4. 事前に行き先について話し合う

外出の予定や行き先について、前もって子どもに詳しく説明します。インターネットなどで調べて見せてあげると見通しが持てて不安が少なくなりますね。

5. 緊急時の対応を考えておく

不安になったときの対処法(深呼吸など)や、休憩できる場所を事前に教えておきます。

子どもの様子を見ながら、必要に応じて計画を変更できることも大事です。

これらに注意しながら、楽しい思い出作りができるよう心がけましょう。

     まとめ

不登校のお子さんとの外出は、最初は勇気がいるかもしれません。

しばらく外に出ることができなかったなら、無理に特別な場所に行くのではなく、日常の延長で買い物やドライブに誘うことで、外出のハードルを下げることができます。

適切な場所を選び、子どものペースに合わせて楽しむことで、貴重な思い出作りの機会になりますね。

人目を気にせず、ゆったりと過ごせる場所を選ぶことで、お子さんも安心して外出を楽しめるでしょう。また、外出を通じて、お子さんの興味や好みを再発見できるかもしれません。

夏休みという長期休暇を利用して、少しずつ外の世界に触れる機会を作ってみてはいかがでしょうか。お子さんの心の成長と、家族の絆を深める素晴らしい時間になることを願っています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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